釣具

【初心者向け】北海道の海釣りで必要な道具のすべて

この記事では、

  • 投げ釣り
  • ルアーフィッシング
  • サビキ釣り

など、北海道の全ての海釣りで共通で必要となる道具を紹介します!

ぎょえもん

この記事を読めば、あとは各釣りに必要となる道具をそろえるだけでOK!

(必須)安全面で必要な道具

まずはどんな釣りでも必要となる、安全を確保するための道具一覧を紹介します。

基本的にここで紹介する道具はすべて揃えてください!

ライフジャケット

何よりもまず必要な道具です

楽しいはずの釣りで命を落としてしまうほど悲しいことはありません。

ライフジャケットの選び方については以下記事で詳しく紹介しているので、これから釣りをはじめる人はもちろん、釣りを何度か経験している人も是非読んでください。

フローティングベスト
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帽子

帽子は直射日光から頭を守って熱中症を防ぐだけでなく、

ルアーや仕掛けなどが不意に飛んできたり、落ちたりした時に頭を守ってくれます。

「暑いのは大丈夫!」と帽子をかぶっていない釣り人も多いですが、熱中症だけでなくケガから身を守るためにも帽子は必ずかぶるようにしましょう!

ぎょえもん

ぎょえもんは下の画像のようにキャップタイプを愛用していますが、ハットタイプでももちろんOK!

ゴアテックスのものなど色々種類があるので、釣具店やアウトドアショップで自分好みの帽子を見つけましょう!

釣り用帽子

偏光サングラス

偏光サングラスは、海面の反射光やぎらつきを抑えてくれるサングラスです。

これを着けることで海の様子を詳細に探ることができ、魚影はもちろん、釣りのヒントとなる海藻の様子などをびっくりするくらい知ることができます。

また、目にルアーや仕掛けが飛んできた時に目を守ってくれる役割も果たしてくれます。

1000円程度のものから数万円のものまでピンキリでありますが、数千円のものでも効果をばつぐんに感じることができるので、まずはお値頃のものから試してみてください。

偏光サングラスを着ける一番の目的は「目の保護」なので、視力が悪い方はとりあえず眼鏡で代用するでもOK!

救急セット

アウトドアでの活動である以上、釣りでケガをする確率は低くありません。

釣り針や魚のヒレが指に刺さったりの軽傷から、釣り場で転倒しての骨折まで、念のため備えておくことが必要です。

アウトドアショップやドラッグストアで、救急セットとしてまとまっているものが販売されているので、最初はそれを買うのがおすすめ!

(初心者は必須)魚が釣れた時に必要な道具

次は「魚が釣れた時に必要な道具」を紹介します。

経験者にとっては必須ではありませんが、初心者には安全面含めて必須になります。
数百円レベルの安いものでもよいので、「安全面で必要な道具」と合わせて揃えましょう。

フィッシュグリップ

フィッシュグリップは、魚の口や体を掴んで持つための道具です。
単純な道具ですが、フィッシュグリップを使うことで以下メリットが得られます。

  • 魚の動きを制限できて針を外しやすい
  • 手が汚れない
  • 魚の歯やヒレでけがをしない
  • 魚に与えるダメージを最小限にできる
ぎょえもん

人間の手で直接魚に触れると、魚は火傷をしてしまいダメージを負ってしまいます。
リリース(海に逃がす)にしろ、持ち帰って食べるにしろ、魚にダメージを与えるのはよくないため、慣れないうちは積極的にフィッシュグリップを使いましょう!

針はずし

針はずしは、エサと一緒に針を飲み込んでしまった魚の針をはずしたり、歯の鋭い魚から針を外すための道具です。

針外しは意外と奥が深く、この記事を読んでいる皆さんが想像している5倍くらい種類があります(ぎょえもんも初めて見た時びっくりしました……)

なので釣具店やネットショップを見ると途方に暮れてしまいますが、ぎょえもんとしてはとりあえず以下を持っておくのをおすすめします!

  • ラジオペンチ
  • ゴーセンの「ハリはずし」

ラインカッター

釣り糸を結んだ際の余分な糸を切ったりする際にラインカッターが必要になります。

釣り専用のラインカッターが使いやすくてベストですが、最初は家にあるハサミで代用も可能です(大きい物は使いづらいですが……)

なおラインカッターは、魚が針を飲み込んでしまってどうしても取れない時や、毒のある魚が釣れてしまって糸を切る際にも必要となるので、「たかが糸を切るための道具」と侮らずに備えておきましょう!

釣り糸は複数種類があり、その中でも「PE(ポリエチレン)ライン」はPE対応のラインカッターでないと切ることができないので注意が必要です。

基本的にサビキ釣りなど初心者向けの釣りではナイロンラインを使用するので、本格的な投げ釣りやルアーフィッシングをしないのであれば、PE対応のラインカッターは揃えなくてOKです!

タオル

意外と忘れがちなのがタオルです。

魚や餌を触って汚れた手を拭いたり、濡れた道具を拭いたりと役立つ場面が多いので、タオルも忘れずに持っていきましょう!

ぎょえもん

あまりに基本的な道具すぎて、ぎょえもんはよく忘れます……
みなさんもお気をつけて……

(食べる人は必須)魚を持ち帰るために必要な道具

釣れた魚をリリースする(逃がす)場合は必須ではありませんが、釣れた魚を持ち帰って美味しくいただきたい場合に必要になる道具達を紹介します。

水汲みバケツ(バッカン)

ホームセンターなどで販売されている普通のバケツでも良いですが、釣りでは折り畳みができて、海水を汲むためのロープが付けられるバケツ(バッカン)を主に使用します。

釣れた魚の鮮度を保つために活かしておくのはもちろん、手や道具を洗ったり、魚の血抜きをしたりと使い道が多く重宝します!

安いものだと1000円程度で買えるので、魚を持ち帰って美味しく食べたい人は絶対に持っておきましょう。

港でサビキ釣りをする場合は、魚を持ち帰らない場合でも水汲みバケツは必須になるので注意してください。

サビキ釣りでは撒き餌を使用しますが、100%撒き餌はある程度地面にこぼれてしまうので、それを汲んだ海水で海に洗い流すために水汲みバケツが必要になるためです。

エラ切り用ハサミ

釣った魚を美味しく食べるためには、鮮度を保つのが重要になります。
鮮度を保つ簡単な方法として、魚のエラを切って海水にひたす血抜きがあります。

魚の扱いに慣れている人は、ナイフや包丁でエラ以外も含めてささっと切って血抜きできますが、初心者のうちは暴れる魚を抑えてエラを切る作業は意外と難しく危険だったりします。

なので慣れるまでは、刃が長く、プラスチックでできた専用のエラ切り用ハサミを使うことをおすすめします。

魚の鮮度を保つ方法として、血抜き以外に「神経締め」という方法もありますが、こちらはかなり難易度の高い締め方になります。

家庭料理レベルで魚を美味しくいただくには血抜きだけで十分なので、初心者のうちは血抜き用のバケツとハサミだけ揃えておきましょう。

クーラー

釣れた魚を持ち帰って美味しくいただきたい場合に必要になる最後の道具はクーラーです。
魚は冷やさないとすぐに鮮度が落ちるというのは想像しやすいので、

「クーラーなんて持っていくの当たり前じゃん!」

と思うかもしれませんが、だがしかしクーラーは安くても数千円とそれなりのお値段がします……

またクーラーに魚を入れると当然汚れて臭いも移ってしまうので、慣れないうちは意外と使いこなせなかったりします。

なのでぎょえもんとしては、最初のうちはホームセンターや100均に売っている使い捨ての発泡スチロールのクーラーを使用することをおすすめします。

クーラーを大別すると、「ソフトクーラー」と「ハードクーラー」に分かれますが、ソフトクーラーはハードクーラーと比較して圧倒的に保冷力が低く、使いこなすには選び方・扱い方の知識が必要な点に注意してください。

ぎょえもん

使いやすさは、
 使い捨てクーラー > ハードクーラー > ソフトクーラー
の順でおすすめです!

快適な釣りのために必要な道具

ここからは、経験者・初心者ともに必須ではない道具の紹介です。

なくても安全に、楽しく釣りができるけど、これがあるともっと釣りが快適に・楽しくなる道具があるので、お財布にまだ余裕があれば是非揃えてください!

虫よけスプレー

だいたい6月~10月の初夏から秋にかけては、磯・港・砂浜、どこでも虫が多くなってくるので、虫が嫌いな人は虫よけスプレーを持っておくと良いでしょう。

特に夕方から夜にかけて釣りをする方や、磯釣りメインの方は、

対策に、虫よけスプレーだけでなく、強力な防虫線香である「森林香」も併用することをおすすめします。

ウェットティッシュ

魚が釣れた時に必要な道具として「タオル」を挙げましたが、ウェットティッシュがあると釣りがさらに快適になります。

  • 魚や餌を触った後
  • 釣りの合間にごはんを食べる前
  • 車のハンドルを握る前

などの場面で汚れと臭いをとってくれるので大変便利です。
除菌効果で衛生面でも非常に良いので、是非1つは車やポケットに常備しておきましょう!

ぎょえもん

車を家族共用で使っている場合は、ハンドルに臭いをつけると高確率で嫌がられてしまい、最悪釣り禁止令を出されるかもしれません……

ので、是非ウェットティッシュも用意して対策しておきましょう。

携帯トイレ

何時間も釣りをやっていると、当然トイレに行きたくなる時があります。

しかし残念ながら、トイレやコンビニが近くにある釣り場はほとんどありません!

ではどうするかというと、選択肢は2つです。

  1. 釣り場の移動や休憩を兼ねて、撤収してトイレがある施設に行く
  2. 釣り場は撤収せずに、車内や人がいないところで携帯トイレを使用する

魚が釣れて調子が良いので①の選択肢は選びたくない!という時や、車移動の緊急時にも携帯トイレは役立つので是非数セット用意しておきましょう。

言うまでもありせんが、港などでトイレ以外で用を足すのは漁師さんや港湾関係者の方に迷惑になりますし、犯罪にもなりますので絶対にやめておきましょう。

(どの釣り場でもマナーの悪い方はいますが、私も含めみんなで反面教師にして楽しく釣りを満喫しましょう!)

場所によって必須な道具

最後に場所(釣り場)によって必須な道具を紹介します。

熊撃退スプレー

意外に思われるかもしれませんが、

熊は海岸にもやってきます

知床方面はもちろん、積丹の幌武意や島牧などでも熊の出没例があるので、

「街や道路などから離れていて、山が近い磯や砂浜では熊が出る可能性がある」

と考えておくことが大事です。

  • 山が近い磯や砂浜に行く
  • 暗い時間帯に釣りをする
  • 人のいない釣り場に行く

という場合は、絶対に熊撃退スプレーを持っていくようにしましょう。

「そんな大げさだよ」
「お金の無駄だよ」
「怖がりだね」

と言われても「ほんとだね」と笑って返しつつ、それでも熊撃退スプレーを常に持っておくことが、自分や友人、家族を守ることにつながるので、この記事をここまで読んでくれているあなたは、必ず用意しておくようお願いします。

最後に

以上、「北海道の海釣りで必要な道具」を紹介してきましたが、この他にも釣りに役立つ道具は本当にたくさんあります。

この記事で紹介している必要最低限の道具をそろえて、釣りに何回か行けば、

「こういう時あれもほしいな」

と思う場面があると思います(例えば寒い日のカイロなど)

そういった「自分が欲しいと思う道具」も増やしていって、釣りをもっと楽しんで、是非良い釣りライフを送ってください!!

ぎょえもん

一緒に楽しい釣りライフをおくりましょう!

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