この記事では、
- 「カレイってどうやって釣るの?」
- 「北海道ではどんな種類のカレイが釣れるの?」
- 「カレイ釣りに必要な道具は?」
などの疑問に答えながら、北海道のカレイ釣りについて紹介します。
北海道のカレイ釣りは、
港でのサビキ釣りと並んで非常にポピュラーな釣りです。
初心者やファミリーにもってこいの釣りで、
カレイの煮つけでご飯3杯いけるなど釣った後の楽しみも格別!
カレイ釣りの基本情報
北海道で釣れるカレイの種類
北海道の砂浜・磯・港といった、いわゆるショア(岸)から釣れるカレイは、
以下の通り12種類と非常にたっっくさんいます!
北海道が「カレイ王国」と言われる所以です。
- アサバガレイ
- イシガレイ
- カワガレイ(ヌマガレイ)
- クロガシラ
- クロガレイ
- スナガレイ
- ソウハチ
- トウガレイ
- ババガレイ
- マガレイ
- マコガレイ
- マツカワ
このうち青字の5種類は、
- 食べて美味しい
- 大型サイズを狙える
ことから、狙って釣る人もいる人気のカレイになります。
大型サイズは狙えませんが、独特の香りがくせになるソウハチも人気のカレイです!
カレイが釣れる時期・時間帯
ほぼ年中、何かしらのカレイが釣れます!やったぜ!
その中でも、多くのカレイが釣れる時期は春・秋になります。
釣れる時間帯は、一般的な釣りと同じく朝マズメ・夕マズメです。
- 釣れる時期:春・秋
- 釣れる時間帯:朝マズメ・夕マズメ
冬に釣れる代表的なカレイとして、カワガレイ(ヌマガレイ)がいます。
カワガレイは冬以外だと皮に独特の臭みがあり、あまり美味しくないことから釣り人に嫌われるカレイです。
しかし、冬のカワガレイには臭みがなく、刺身で食べても美味しいので、釣れる魚の少ない冬には非常に人気のカレイになります。
北海道でカレイが釣れる釣り場
北海道全域で、何かしらのカレイが釣れます!やったぜ!
いやもう本当に嬉しいことですが、北海道沿岸どこの砂浜・港・磯でも基本的に釣れます。
ただ、全てのカレイが北海道のどこでも釣れるというわけではなく、例えば以下のカレイは釣れる場所が限られていると言われています。
- トウガレイ:道東~オホーツク海沿岸のみ
- ババガレイ、マコガレイ:道南のみ
「ババガレイが苫小牧で釣れたよ!」などの情報もあるので絶対ではありませんが、基本的に上記のカレイは生息域が限られています。
カレイの釣り方
カレイの釣り方は色々あり、例えばルアーフィッシングでもカレイは釣れるのですが、この記事では基本的な釣り方である、
- 投げ釣り
- ブラー釣り
を紹介します!
カレイの投げ釣り
カレイの投げ釣りのやり方、必要な道具については、北海道の投げ釣りについてまとめた以下記事を読んでもらえれば完璧です。
基本的にカレイはとても釣りやすい魚なので、砂浜で遠投できなくて、20m先くらいまでしか投げられなかったとしても、十分釣ることができます!
なので、初心者で仕掛けを上手く投げられるか不安……
という方も、安心してカレイの投げ釣りに挑戦してみてください!
カレイのブラー釣り
ブラー釣りは主に港でやる釣り方で、
初心者におすすめのお手軽な釣りです。
道具も予算低めで揃えられて、10,000円あれば確実にすべて揃えられます!
- ロッド:
鱒レンジャーSP50 - リール:
シマノのシエナ(C3000。ナイロン3号の糸付き) - ブラー:
どの形どの色でも良いです!ピンとくるもの選んでください!
ただ、重さだけは少し重めの12gがおすすめです。
重い方が取り回しが良く、投げやすく、
釣りをしていて楽しいです! - イソメ:
ブラー釣りでは基本針にエサも付けます。
おすすめは生きている生イソメです。
投げ釣りほど遠投しないので、生イソメでも針から外れにくいため、虫が苦手でない人は積極的に使いましょう!
これらの道具はほとんどの釣具店に置いてありますし、多くのネットショップでも取り扱いがあって入手しやすいのもおすすめな点です
ではブラー釣りのやり方ですが、カレイを狙うなら以下の3通りの釣り方が基本になります。
これらをローテーションしながら釣ると、魚がスレにくく、また釣っていて飽きないのでおすすめです!
- 待つ釣り:
ブラーを投げて待つ
5分に1回リールを巻いてエサをアピール&ヒトデ回避 - ルアーっぽく釣る釣り(リフト&フォール):
5~6秒に1回程度、ロッドを大きくしゃくって、ロッドを下げると同時にふけた糸の分ラインを巻くをくり返す - 引き釣り:
ブラーを投げて底に着いたら、3~4秒に1回転するくらいのスローペースでリールを巻きつづける
カレイ釣りのポイント
その他、どの釣り方でも共通でおさえておきたいカレイ釣りのポイントを紹介しておきます。
- カレイは餌を丸呑みする習性があるので、針外しは必須
- カレイ釣りは基本「待つ釣り」だが、あまり放っておくとヒトデに餌をとられたりするので、最低5分に1回はリールを1巻きして様子をうかがう
また、カレイ釣りに限らず、釣りで必須になる道具については以下記事にまとめているので、初心者の方はこちらも是非読んでみてください。
カレイ料理
さぁ、カレイが釣れたらいよいよお楽しみの料理です!
カレイは煮てよし、焼いてよし、揚げてよし、さらには刺身もよしと最強です。
おまけに個人的には捌きやすい魚と思うので、釣るだけでなくその後美味しくいただきたい釣り人にとっては最高の魚ですね。
カレイの刺身
残念ながらぎょえもんは料理が特に上手なわけではないので、ここではプロの方のカレイの捌き方動画を紹介します。
刺身で美味しくいただきたいという方は、こちらを観ながら姿卸しにチャレンジしてみてください。
なお、刺身で食べる場合は寄生虫のアニサキスに十分注意してください。
対策としては、できるだけ身を薄く切って、1枚1枚光に当てて確認するのが大事です。
厚生労働省のこちらのサイトを見て不安になった方は、おろした身を焼いたり、から揚げにしてカレイを堪能しましょう。火を通せば確実にアニサキスを死滅できるので安心していただくことができます。
カレイの煮つけ
ぎょえもん調べだと、カレイの調理法で1番美味しいとよく聞くのは「煮つけ」です。
確かに、↓の動画のサムネを見るだけで、無限にご飯が食べらさる気がしてきますよね。
ただ、煮つけは上手に調理しないと臭みが残って美味しさ半減になってしまうので、
個人的にすごくわかりやすく参考になった動画を紹介しておきます。
最後に
「鰈の合わせは聴き合わせ」
鰈(カレイ)釣りでやることは、時々糸を巻いてカレイが釣れてるか確かめる(=聴く)程度であることを意味したことわざです。
今度の釣りはのんびりと、波の音、カモメの鳴き声をBGMに、朝焼け・夕焼けを眺めながら、カレイ釣りに洒落こむなんていかがでしょうか?